バセドウ病について
バセドウ病
まずバセドウ病とは、甲状腺ホルモンが過剰に分泌され甲状腺機能が亢進する病気です。全身の新陳代謝が異常に早くなることで、様々な症状があらわれます。20代~30代の若い女性に多い病気で、国内には数万人の患者さんがいると云われています。
甲状腺ホルモンとは、喉仏(甲状軟骨)の下の気管の外側についている甲状腺から分泌されるホルモンのことで、エネルギー代謝を調節する重要なホルモンです。甲状腺ホルモンには、体内のタンパク質合成やエネルギーの代謝、酸素消費などの能力を高める作用があります。
亢進とは、高い度合にまで進むことです。
バセドウ病の症状
バセドウ病の症状について後で記載しますが
私は風邪のような症状がでました。
私の症状は、熱、だるさ、喉の痛み、疲れやすい、動悸、手のふるえ、イライラするの6つの症状がありました。脈が100回を超えたり、熱が38度でたり37度に下がったり、2階に行くだけで息切れしたり、夫にイライラしたりしました。
私は大きな病院を受診するまでに2つの病院で診てもらいました。
1つめの病院では、インフルエンザの検査をして陰性、熱冷まし、のどの炎症を取る薬を処方されて帰ってきました。
2つめの病院では、甲状腺が腫れていると言われ、同じ薬を処方され、薬を飲み切っても症状が取れない場合は血液検査をするのでまた来てくださいと言われました。
2つめの病院を受診し、甲状腺が腫れていると言われたことで大きな病院に行くきっかけになりました。
このようにバセドウ病は、風邪と判断がつかず気づきにくい病気なのではないのだろうかと私は感じました。
バセドウ病の症状はすごくたくさんあります。
脈拍数が多く心臓がドキドキする、たくさん汗をかく、手足がふるえる、体重が減る、目が出る、疲れやすい、イライラする、暑がり、甲状腺が腫れる、原因不明の体重減少、微熱が続く、月経異常などです。
私も夫も甲状腺が腫れているとは全然気がつきませんでした。
バセドウ病の検査
バセドウ病は血液検査とエコーで診断するようです。
血液検査をした結果、私はALP、AST、ALT、CRP、FT3、FT4の値がかなり高かったです。
ALP、AST、ALTは肝機能の値です。先生が言うには、バセドウ病では肝機能の値が高くなることがあるようです。
CRPは炎症の値です。咽頭炎のため高くなっていると言われました。
FT3、FT4は甲状腺ホルモンの値です。
検査の結果
血液検査の結果、バセドウ病で間違いないだろうということでした。
バセドウ病では薬による治療から始めて、薬が効かない場合に手術療法かアイソトープ治療か選択することになります。
薬を飲んで2週間後にエコーと血液検査で受診することになっているので、また2週間後にどうなったのか報告しようと思っています。