メトホルミンを処方される。
検査の結果、病院からメトホルミンという名前の薬が処方されることになった。
先生が言うには、私は男性ホルモンが多いらしく、男性ホルモンが多いと妊娠しづらいというのだ。
メトホルミン(学名:メトホルミン塩酸塩)とは血中のインスリン値を下げる血糖降下剤の経口薬。年間で延べ1億人以上の2型糖尿病患者に処方されていると言われていて、現在2型糖尿病治療薬の診断時の第1選択となっていて1番多く使われている薬です。WHO(世界保健機関)が糖尿病の必須医薬品として選んだ4種類の糖尿病薬の1つです。メトホルミンの効果は妊娠可能年齢のうち5〜10%もの女性が多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を患っているといわれています。そして、この病気の原因は無排卵による生殖障害・月桂樹不順・アンドロゲン過剰症状・インスリン抵抗性・メタボリックシンドロームなどだと言われています。
また、多嚢胞性卵巣症候群の女性は2型糖尿病の有病率が高いという報告もあります。多嚢胞性卵巣症候群の女性にはインスリン抵抗性がある傾向があり、血中のインスリンが上昇して男性ホルモンが高くなり、結果的に卵胞の発育をストップさせてしまいます。そのため、メトホルミンを服用して血中のインスリン値を低下させることにより、卵胞の発育を正常に行うことができ、排卵がスムーズに行なわれると考えられています。
ある実験では、排卵誘発剤として知られているクロミフェンが無効だった多嚢胞性卵巣症候群の女性がメトホルミンを併用したところ56%の排卵率が得られたとの報告もあります。このように、多嚢胞性卵巣症候群に対するメトホルミンの効果を支持するエビデンスが増加していることから、メトホルミンを服用することにより排卵率や妊娠率が改善差されると言われています。
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病院を受診
不妊治療に選んだ病院は、車だと一般道路で約5時間、高速道路で約2時間30分かかる。
私が不妊治療をしようと決めたのは2月。まだとても雪が多くて行くだけでも大変なのに。今思うと相当焦っていたんだと思う。
遠くて時間がかかってもその病院に決めたのは、私の実家が病院のある街にあったというのも選んだ理由の1つ。
ここで病院の設備を紹介。ホームページを参照してます。
①電話予約だけでなくインターネットやモバイルでの予約ができる。
⓶wifi環境が導入されている。
③患者同志で交流の場が持てるようにクラウド型情報共有システム(I'Ms)を設置し ている。
④初診時問診票の電子化・自動再来受付・自動支払システム・電子カルテを導入することで待ち時間の短縮に取り組んでいる。
病院の先生からは人工授精を4~5回してから体外受精をすることが多いと説明された。
人工授精とは、女性の子宮内に人工的に精子を注入して授精させる生殖医療技術のこと。妊娠する確率は約7%~9%。
体外受精とは、子宮内から取り出した精卵子を体外で受精させ、その受精卵を培養した後に子宮に戻す治療方法です。1回目で妊娠する成功率は、20代で60%、30歳以上35以下が40%、36歳以上40歳以下で30%弱と年齢とともに下がります。
そのように説明を受けたけど、私たちは事前に相談して、年齢と、通う負担を考慮して体外受精をすると決めていたので先生にそのように話すとすぐに受け入れてくれた。
不妊治療を決断するまで
私が30、夫が32の時に結婚
子供はほしかったけど、夫が30で定職についたこともあって私達二人で生活することに精一杯だった。
夫も仕事に追われる日々で、夫婦の営みも多い方ではなかったと思う。
子供ができないままあっという間に2年が過ぎて、初めて子供ができないことに焦り始めた。
不妊症なのかな?
不妊症とは簡単に言うと、結婚した夫婦が赤ちゃんをほしいと思い、避妊を行わず一般的な夫婦生活を送っているにもかかわらず、1年以上赤ちゃんを授かることができない状態のこと。
不妊症ならまず病院に行って検査をしようと思い、昔子宮筋腫でかかったときに子供ができなかったら来なさいと言われた病院を思い出した。
その病院は不妊治療でかなり名の知られた先生がいる。
少し遠いけど子供がほしい一心でその病院を受診することにした。